埼玉県特別活動研究会 会長
深谷市立深谷西小学校 校長    新島 穣二



「今こそ特別活動の実践を!」

 今年度、第32代会長を務めさせていただくことになりました。本会は昭和37年1月発足以来、64年目を迎える歴史と伝統のある研究会です。本会出身の方には、元文部科学省初等中等教育局視学官 宮川八岐先生、杉田洋先生、安部恭子先生をはじめ、現教科調査官 和久井伸彦先生等がいらっしゃり、多くの先生方が全国に名を馳せ、活躍されています。このような埼玉県特別活動研究会の会長職を務めさせていただくことは、大変な重責ではありますが、本会に育てていただいた一人として、全力を尽くしてまいります。皆様のお力添えのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 現在、学校(子供)を取り巻く環境は、いじめや不登校の増大、人権や多様なニーズへの対応等、課題が山積しており、その解決が急がれます。課題の多くは、人間関係に起因するものであり、その点において、集団活動を通して「なすことによって学ぶ」を方法原理としている特別活動の果たす役割は非常に大きいものと考えます。何より特別活動は、仲間と「時間と空間」を共有することで、個性を伸ばし、協働する力をはぐくみ、自己実現へと向かうことができる、子供たちにとって必要不可欠な教育活動です。

 昨年度は、本会の研究活動の要である年3回の専門委員研究協議会や夏季研究協議会を計画どおりに実施し、県内各地の特別活動の充実と推進に寄与できたと考えております。今年度もこれらの研究協議会に加え、特別活動実践の会や研究委嘱校研究発表会等を予定しております。さらに、会報「特活」の年3回の発行と研究集録の発刊も予定しております。会員の皆様との実践的な研究を深め、県内はもとより全国へ広く特別活動の価値と魅力を発信していきたいと思います。


 今後も埼玉県特別活動研究会のホームページにアクセスいただき、本会の事業及び研究に関する情報等を、皆様の日々の教育活動にご活用いただければ幸いです。